制御システムセキュリティ対策技術研修有料研修
サイバー攻撃から制御システムを守る
制御セキュリティ対応のシステム設計研修

開催日程
2020年3月27日(金) 終了

開催場所
連合会館205会議室
地図 (東京都千代田区神田駿河台3-2-11)

受講対象者
製造システムを持つ企業の製造部門・設備保全部門、生産技術部門、エンジニアリング会社の計装／制御技術者、制御システム設計技術者、制御装置・機械設計技術者、制御製品開発技術者・品質検査技術者、管理者、製造業担当のIT技術者、技術コンサルタント、製造業セキュリティコンサルタント、技術商社技術専門家など

受講料
＜Aコース＞
12万円（税抜）内訳: 研修3万円＋eICS受講1年間9万円
＜Bコース＞
3万円（税抜）内訳: 研修のみ ※但しeICS受講者に限る （eICS継続更新契約をされた方は1回分の研修参加無料特典あり）

また、受講者にはICS研究所発行の研修修了証をお渡しします。

参加費用のお支払方法: 株式会社ICS研究所から請求書を発行させていただきます。受講一週間前に受講票をお送りいたしますので、当日は印刷された受講票と名刺1枚を会場にご持参ください。
キャンセル規定: 受講一週間前から前々日までのキャンセルは参加料の50%、前日及び当日のキャンセル料は参加料全額申し受けますのでご了承ください。IEC62443のセキュリティレベルをベースにしたリスクアセスメント技術に基づき、サイバー攻撃に強い制御システム設計と制御装置／機械の仕様設計を習得できる研修とe-learning教材を組み合わせた制御システムセキュリティ対策の研修プログラムです。

講師
ICS研究所 製品開発部門ディレクター　村上 敬祐
アドバイザー
ICS研究所 代表取締役社長　村上 正志

開催案内をPDFでダウンロードする
サイバー攻撃から制御システムを守る 制御セキュリティ対応のシステム設計研修 (PDF形式/531KB)

重要インフラ／製造業を技術支援するオンデマンド・ビデオ講座 eICS
https://www.ics-lab.com/e/

開催目的

IEC62443のセキュリティレベルをベースにしたリスクアセスメントができる制御システム設計と制御装置／機械の仕様設計ができる技術者は世界でも数少ないです。しかし、海外での重要インフラプロジェクトではIEC62443やISA-99を基準とした制御システムで設計することを条件に入札する案件が本格化しています。

また、重要インフラから製造業界においてCPPS 化及び Digital Transformation 活用を進めようとはしているものの、暗号化されたマルウェアやOSを選ばないスクリプトタイプのマルウェアなどの高度なサイバー攻撃手法の登場により、アンチウイルスソフトの検知率も10％台に下がっています。また、PLC Blaster WormやTRITONの登場により、コントローラを攻撃するマルウェアも増えてきています。

2016年以前の情報セキュリティ技術のみで実施される制御システムセキュリティ対策では高度化するサイバー攻撃に対応できない為、IEC62443やNISTのGuide to Industry Control System SecurityやCybersecurity Frameworkなども2018年以降、順次更新されております。そこで、サイバー攻撃に強い工場のプロテクトレベルを確保できる制御システムには、サイバー攻撃に強い制御セキュリティ機能を持つ制御製品や制御装置・機械が求められています。

本研修プログラムでは、それらの状況を整理し、重要インフラ及び主要製造部門の制御システムエンジニアや制御装置／機械の設計者がどのような対策実施計画を立てて、どのような制御システムにしていくべきか実践的な設計手法を習得することを目的としております。