ICS研究所が「第85回VEC協賛セミナー」で講演。OTセキュリティ強化に向けた最新動向と人材育成のポイントを解説
ICS研究所は、2024年12月6日(金)に開催される「第85回VEC協賛セミナー」にて講演を行います。今回は、ICS研究所の岡が「OTセキュリティ強化:法規制対応・認証取得と人材育成」をテーマに、欧州サイバーレジリエンス法(CRA)やIEC 62443などの法規制の動向と、それらへの対応に求められる人材育成のポイントについてお話しします。本セミナーはオンラインでの開催となり、参加費は無料です。
VEC協賛セミナーのテーマ
第85回目となるVEC協賛セミナーは、「AI活用における安全性確保」「サイバー攻撃防御」「フォレンジック調査技術と人材育成」に焦点を当て、各分野の専門家が講演を行います。
講演プログラムの一部をご紹介します:
- 基調講演「ノーベル賞を受賞したAI研究とものづくりの新時代」
VEC会長・東京農工大学の山下善之氏が、今年のノーベル賞でAI関連研究が注目された背景を解説し、AIによるものづくりの変革と未来を展望します。
- 講演「サイバー攻撃デモから学ぶ生産性向上のための安全対策」
JIMTOF2024で展示されたPLC/CNCのサイバー攻撃デモを通じて、工場における安全対策やITとOTの連携の重要性について紹介します。
- 講演「工場システムを守るための実践的な防御演習」
製造現場におけるサイバー攻撃からの防御方法を実践的に解説し、リスク低減に向けた取り組みを紹介します。
OTセキュリティや人材育成に関心のある皆様のご参加をお待ちしております。
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VECとは?
1999年に設立されたVEC(Virtual Engineering Community)は、最新の市場動向や技術革新を迅速に取り入れ、ユーザーニーズに応じたソリューション構築を支援するパートナーシップ集団です。VECは、日本の製造業の競争力を高めるため、エンジニアリングやシステムインテグレーション技術の共有を行っており、今年で25周年を迎えました。